当社では、さまざまなケースで地盤調査を実施致しており、ボーリングマシンを用いない地盤調査も可能です。
下記に代表的な試験を掲載しております。
この試験は日本工業規格JIS A1221に定められているもので、主に粘性土や砂の一部に適応されている。
試験の目的は地盤の硬軟又は締まり具合を測定するもので、土層については推定となる。
試験方法は100kgのおもりをクランプに載せ、回転させて貫入するもので25cm貫入させるのに要する回転数を測定して、地盤の強度及び支持力を求めるものである。
◇特徴
試験機は簡易であるため、ほぼどこの場所でも実施可能であり、特に軟弱な地盤に対しては有効である。
試験機の構造は100kgのおもりの内訳として25kgが3枚、10kg2枚、5kgが1枚に分かれており、地盤の強さに応じ100kgまで乗せていく。100kgで沈下しない時は半回転させ1回とし、25cm貫入させる半回転を求める。
「平板積荷試験」は,地表面で直接に鉛直荷重を作用させてその変位を測定するものです。
この試験により,その位置の地盤の支持力を求めることができます。
◇特徴
基礎地盤の支持力特性を検討するために実務的に多用され、実際の条件に近い信頼性の高い試験です。
比較的短時間に地盤の支持力を直接的に測定できる利点があります。
この試験は室内試験で求められるもので、現場では試料を採取して室内に持ち込む。試験の目的は道路の舗装をする際に土質強度を求めて舗装の厚さを決定するために実施される。
◇特徴
室内に持ち込まれた試料は突き固めて供試体を作成する場合と、現場で乱さない試料採取した場合は成形して行う場合がある。試験値は%で現わし、一般の土質的強度の求め方と異なる。
木工工事の現場で測定される土の密度を現場密度という。土の密度を現場において直接求めるために行う試験を現場密度試験という。
土の密度とは、土の単位体積当たりの質量をいい、土の単位体積当たりの土粒子の質量および間げき(隙)に含まれている水の質量を湿潤密度、土の単位体積当たりの土粒子の質量を乾燥密度という。
◇特徴
測定する地盤の土を掘り起こして試験孔をあけ、試験孔から掘り出した土の質量を直接測定し、密度が既知の他の材料を試験孔に充填し、その充填に要した質量と密度から試験孔の体積を求める。
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